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2007.12.07(Fri)


飛行機雲


物は壊れる 人は死ぬ そういうわけさ maman
三つ数えて、目をつぶれ そういうわけさ honey




書道の先生が、亡くなった。

奥さんから喪中のはがきが届いて初めて知ったのだが、
今年の7月に亡くなっていたらしい。享年七十九歳。

先生は、何年か前にお体を壊されて入院、いったん教室を閉められた。
すぐに退院されたが、調子は余り良くなかったらしく
教室を再開されることはなかった。
それでも、お稽古したものを送れば添削はしますという電話をいただいていたが…
怠け者の私は一度もそれを送ることなく、そのままになってしまった。
先生の健康のことは、心のすみで気になりながら。

教室では書道・篆刻を一通り教えて頂けたが、先生のご専門は、仮名と篆刻。
篆刻は、先生のそのまた師匠が高名な篆刻家で、特に熱心に指導されたと思う。

大阪・船場のお生まれで、こてこての大阪弁だがとことなく上品で
昔の大阪のまちもん(町者)の風情を思わせるようだった。

先生のところへは7年間くらい通ったが、通い始めてまもない頃、
「あんたは、私が10年かかってやったことを、3年でやってしまうやろ」
だから、せいぜい精進なさいというようなことをおっしゃった。
これって、すごい褒め&激励のお言葉なんだろうが
重ねて言うが(何度も言うようなことではないが)、類いまれなる怠け者の私は、
7年以上かかって、まだ3年分ほどのこともやっていない。
この怠けっぷりには、さぞかし呆れられている事だろうと思う。

届いた喪中はがきを見た時、私は
「あ…(しまった!)」と思ってしまった。
今年に入ってから、なんとなく先生の存在が
というか、気のようなものが
薄ーくなっていくような気がしていたからだ。
健康状態もさほど良くないことを知っていたし、ご高齢のこともあって
そういうことを心配していたからかもしれないが。

死んでしまったら、何も残らない…ことはない。
思い出も、精神も引き継がれてはいくが
いつまでも 在ると思うな なんとやら。

自分だけでなく、大事な人たちや大事なものが
生きているうちに
一日づつ時間を充実させて過ごしていくことが
このことを機に怠け者の私にも出来るようになりなさいと
最後に教えて下すっているようだ。





“物は壊れる、人は死ぬ 三つ数えて、目をつぶれ”
MOONRIDERS/青空百景



物は壊れる、人は死ぬ | 徒然 | com(0)|



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